式庖丁

京都御所に継承される食の儀式

奉納 奉納

 

藻隠れの鯛

藻隠れの鯛

式庖丁は、平安時代から宮中で節会等のおめでたい日に行われてきた、食の儀式でございます。
大きな俎板に乗せた魚や鳥を、直接手を触れず、庖丁刀と俎箸で切り分け、瑞祥というめでたい形を表すものです。
平安中期、すなわち藤原道長の時代に宮家より伝わりまして現在で1100年ほどになります。
神厳の鯉

神厳の鯉





式庖丁は藤原一族によって完成され、当時の貴族・公家に伝わり、生間流は御陽成天皇の弟君、八条の宮(秀吉の養子となり桂の方に八条の宮家を名乗られ、後の桂の宮で今で申します桂離宮です)に仕え、その後京極の宮家、有栖川宮家と経過いたしまして、現在30代目家元であります。